現 在は音楽生活の大半がピーブロック一辺倒になってしまったパイパー森ですが、このような私を形作ったルー ツ・ミュージックとも言えるのは、何と言っても 1970年代に繰り返し聴いていた様々なブリティッシュ・トラディショナル・ミュージック(ブリティッ シュ・トラッド)です。このコーナーでは、あの当時 愛聴していた様々な LPレコードなどをネタに、1970年台初頭から1977年の“ブリティッ シュ・トラッド愛好会”設 立に至るまで、パイパー森が平均して週に3日毎回3時間余りを過ごし ていた“BLACK HAWK”(ブラック・ホーク)とそのレコード係であった松平稚 秋さんの様子 にも折々触れながら、それぞれのアルバムにまつわるあの頃の思い出に耽りたいと思 います。
 これらは、あくまでも私がその音楽と出会ったことの素晴らしさ、そして、どのようなシチュエーションでそ の音楽と出会ったかを懐古しつつ、かつ、松平さんへのオマージュとして書いているエッセイです。レコード・ レビューや推薦盤紹介ではありません。なお、そのような思い出話の一遍を「渋 谷百軒店/ブラッ ク・ホーク伝説」の中で披露させて いただいています。
(2007/5)⇒開設の経緯



■  REFERENCE ■



渋谷百軒店/ブラック・ホーク伝説
企画/編集:浜野智・藤本国彦
・発行:(株)音楽出版社
・発行年:2007年
・定価:1,905円

SMALL TOWN TALK/ヒューマンソングスをたどって…
・著者:松平 稚秋
・発行:(株)ヴィヴィッド・サウンド・コーポレーション
・発行年:2000年
・定価:2,300円



松平稚秋さんへの追悼 文















■ ALBUM INDEX ■
#01 The Pentangle "Cruel Sister"
#02 Fairport Convention "Angel Delight"
#03 The Pentangle "Sweet Child"
#04 Anne Briggs "Anne Briggs"
#05 Nic Jones "Ballads and Songs"
#06 Archie Fisher, Barbara Dickson & John MacKinnon "The Fate o'Charlie"
#07 Fairport Convention "Liege & Lief"
#08 Richard Thompson "Henry The Human Fly"
#09 Dick Gaughan "No More Forever"
#10 Vin Garbutt "The Valley of Tees"
#11 Steeleye Span "Ten Man Mop or Mr Reservoir Butler Rides Again"
#12 Tim Hart and Maddy Prior "Summer Soltice"
#13 Shirley Collins and The Albion Country Band "No Roses"
#14 Rey Fisher "The Bonny Birdy"
#15 Sandy Denny "The North Star Grassman and The Ravens"

#16 Sandy Denny "Live at The BBC"

■ OAK - British Trad Review ■
No.1
No.2
No.3
No.4
No.5

※パイパー森が担当した当初の5号のみ

■ OTHERS ■
Small Town Talk Vol.9/アルビオン・ダンス・バンド見聞録
Coast to Coast No.5/Peter & Chris Coe、Boys of the Lough